百鬼夜行の跡

好き勝手やっていきます。

ズートピア視聴後に人の在り方を考え出した考察厨

ついにズートピアを見ました。
感想を語るとふつーにネタバレしそうになるので一言に要約します。



尊い


はい、では以下はネタバレ満載のある要素に着目した考察みたいなものをやります。
本編見たことある人以外はまずまずやばいこと言うのでオススメしません。
あとついでにアナと雪の女王の深刻なネタバレもしてます。結構知れ渡ってるとはいえご注意。

あ、良ければゲオやTSUTAYAでレンタルして見ようね!!!平日なら在庫大体あるはず!










覚悟はいいな????





























で、何の話をするかというと、そんなにディズニー作品見てない私でも思ったことがあります。

主人公らの恋愛要素最近ないね???

特に顕著だったのが主人公ジュディとニックのコンビです。あんなに相性抜群で、あんな話をされたらみんなお前ら結婚しろ!!と言うのもわかるはず。
でも、それらしいことはなく物語は結末を迎えます。
それとアナと雪の女王。あれも百合だーとか騒がれたね。まあ騒ぎ方がいかにも日本人らしいんですが(皮肉)。王子様が所謂悪役、ヴィランズの一員だったという展開を迎えます。ヒーロー枠の氷切りの息子さんが出てきますが、別にアナとは結ばれずただ王宮に迎え入れて以後も仲良くしていそうです。そんなことよりエルザで、二人一緒なら女だってやれるわよ!てきなメッセージを感じました。

まあその時は女二人タッグで、要するに少年漫画とかでよくある男二人の背中を預け合う同士みたいなものを感じました(そういう二人をホモセクシャルとして二次創作で書くのもまー日本人らしい。わかるけどね!皮肉)。
ところがズートピアは種族違えど男女のコンビ。警察官と詐欺師、理想を追う者現実をわかっている者などの対照具合を含めて最高の二人でした。で、あるし例え種族が違えど婚約くらいはできそうです。しかし二人はそんな雰囲気ゼロです。あんなに素晴らしいコンビネーションであったのに。

と、いうところから私はディズニー&ピクサーは我々に作品のテーマの一つとしてこういう提案に近いものをしていると感じました。


人生には大切な「パートナー」が必要だ。


……語彙力ないので表現しきれるかんじでいうと、これです。パートナー。恋人でもなくて夫婦でもないんですもはや。信頼し言葉を預け合うパートナー。
一昔前までなら間違いなくパートナーとは恋人という表現が主流でしたが、今は変わってきている。
結婚しない人が増えたのもありますし、徐々に同性愛の許容そして法的改善もされてきています。子供を産まない夫婦もいる。もちろん、全力で恋愛する人もいるし大家族を夢見る人もいて、現実はそんな甘くない。闇ばっか。ただ間違いなく世の中は変化してきました。
だからこそ囚われる必要なんてなくなってきたんだよー……みたいなメッセージを私は感じました。

ジュディとニックはまさにそれです。まーいつか愛欲は湧くかもしれないけど。獣だけに。それだっていいんです。
作中の彼らは正しく、最高のパートナーだったから。


そんなことでDVDのチャプター18見直しまくってます。どのシーンかわかってくれると嬉しい……諸たる表現が凄いと聞いてつい手を伸ばしました。

メッセージ抜きに伏線や表現、ジョークも音楽も声優陣も何もかも全力のこの作品、是非是非見てくださいませ!
ズートピアは、いいぞ。